今日の出来事__

10/4 全校朝会



表彰3件/校長の話

 今日は月に一度の全校朝会でした。普段は火曜日に行っていますが、明日は3年生が第2回上進連テストに臨むため、一日前倒しで行いました。

 はじめに表彰を行いました。
  上越合同新人軟式野球大会 ブロック優勝 野球部
  わたしの主張上越地区大会 奨励賞 3年生
  NEW体力テスト 成績優秀者 多数

 次に私(校長)は、次のように話しました。
 「あと18日後の10月22日に2年ぶりに校内音楽祭を行います。1年生はもちろんですが、2年生にとっても中学校での初めての音楽祭ですね。
 年度当初は、23日の土曜日にお家の人や地域の皆さんをお招きして盛大に行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客で時間を短縮して開催することとしました。家の人には後日、動画を見ていただくことにしています。
 これから、その音楽祭で学年ごとに歌う「名立中学校校歌」の話をします。
 「吹け潮風よ さわやかに」で始まるこの校歌は、今から42年前の1979年(昭和54年)に、元の名立中学校と名南中学校が統合してできた「名立町立名立中学校」の開校に合わせて作られました。
 なお、作詞の谷沢先生、作曲の小杉先生は、上越市立北諏訪小学校や、長岡市立越路中学校の校歌も作詞作曲されています。

 それでは校歌の歌詞と、今年度新しくした教育目標との関係をお話しします。
 校歌の一番にある「不動の峰を望みつつ 理想を目指す若人よ」ですが、これは教育目標の青「自律」を表しています。不動とは名立区にある山の名前ですが、「自分で決めたことをふらふらしないで堂々とやり抜くこと」という意味もあります。そうやって理想を目指していこうということです。
 二番の「不屈のこころ鍛えつつ ゆく手を示す灯台に」は、緑の「創造」を表します。「不屈のこころ」とは「あきらめない心」のことで、「ゆく手」とは、皆さんのこれからの未来のことです。「未来を切り拓いて新しい価値を創り出そう」という意味があります。
 三番の「友情の輪を結びつつ 未来に賭ける名立中」は、赤の「尊重」を表します。「自分と周りの人の違いを認めながら、思いやりの心で行動しよう」という意味です。

 今から42年前に作られた歌詞の中に、「自律 尊重 創造」の意味が込められていることに私はとても驚いています。皆さんも、校歌を歌うときには、この教育目標を意識して歌ってほしいと思います。」
 練習でも本番でも毎回、心を込めて歌ってほしいと願っています。






2021年10月04日 網谷 清志