今日の出来事__

全校朝会・認知症サポーター養成講座



 上段:読書感想文の表彰
 下段:校長講話

 今日は久しぶりの全校朝会がありました。朝会に先立って読書感想文コンクールの上越地区審査会の表彰があり、1名が優秀賞、2名が佳作の賞状をいただきました。朝会では、人権強調月間の取組に関連し、「尊重」についての校長講話がありました。
  ・違いを理解し認め合うこと
  ・自分がしてほしくないことを他人にしてはいけないこと
  ・相手を尊重すれば、自分の個性が磨かれること
  ・人を尊敬できる人は、人からも尊敬されること
 11月には人権教育、同和教育に関する様々な取組を予定しています。9日の認知症サポーター養成講座、19日の高齢者福祉体験、24日のPTA講演会、26日には潮陵中と合同の車椅子バスケの体験と講話、そして潮陵中学校区・名立中学校区合同の同和教育講演会、30日には宝田小・名立中合同のいじめ見逃しゼロスクール集会と、盛りだくさんの予定になっています。人権強調月間を通して、これまで以上に自分も相手も尊重できる生徒になってほしい、そう願って学習を進めています。名立中の皆さんは、どのように感じてくれるでしょうか?



 認知症サポーター養成講座

 1年生の6限の総合的な学習の時間は、上越市社会福祉協議会名立支所の方からおいでいただき、認知症サポーター養成講座の授業をしていただきました。超高齢化社会を迎えた日本では、だれでも認知症になる可能性があります。自分の周りの人が認知症になったとき、どのように接したら良いかを知ることは大事なことです。また自分も歳を取り、認知症になる可能性があることを考えると、自分自身のためにも認知症について正しい知識をもつことが必要です。
 今日は1時間の授業のなかで、3名の方からたくさんのことを話していただきました。認知症とはどのようなものか、どのような症状があるか、どのような接し方が必要か、介護する家族の気持ちはどうかなど、映像も交えてお話ししていただきました。最後に挙げていただいた大切なこと2つは、
 (1)認知症は本人もとてもつらい思いをしているということを理解する
 (2)家族で抱え込まず、総合事務所など公的な機関に相談をする
ということでした。
 周りの人を尊重することは、自分が尊重されることにつながります。単に認知症について知るというだけでなく、人権教育の視点からも大切な学習でした。




2021年11月09日 長嶋 秀二