今日の出来事__

上越市教育センター 元気塾 公開授業



 実験の説明/ストローのプロペラ
 静電気クラゲ/みんな必死でパイプをこすり続けます

 今日の5限、2年生の理科は、上越市教育センターの教師力向上サポート事業 「夢しごと元気塾」の公開授業でした。2年生は授業開始5分前には全員着席して準備万端、始まりのチャイムを待っていました。今日の授業への期待を感じました。

 授業は「静電気」の学習でした。最初の実験として、針を刺したストローと別のストローをそれぞれこすって近づけると、針を刺したストローがくるくると回り出しました。まるで磁石のように、2本のストローが反発しています。2つのストローに帯電した静電気どうしが反発しているのですね。

 続いて、今日のメイン、「クラゲ実験」に取り組みました。塩化ビニールパイプをこすって帯電させます。そこに、ビニールひもを細く裂いて作った「クラゲ」を同じようにこすって近づけると、クラゲがふわりと浮いて…のはずでしたが、なかなか思うようにクラゲらしくなってくれません。実は、静電気の実験には湿度が大きく影響するため、湿度の高い雨の日は条件が良くないのだそうです。それでもみんな、一生懸命パイプやビニールひもをこすり、少しでも多く静電気をためて実験を成功させようと頑張って取り組みました。時間の最後に、パイプとクラゲを長時間こすって静電気をためた1組が、なんとかクラゲを浮かせることができました。

 クラゲはなかなか思うようになりませんでしたが、摩擦の際にパチパチという音を聞いたり、軽いストロー同士が反発してくるくる回ったりする様子から、静電気の存在を実感することができました。教育センターから来られたお二人の先生方は意欲的に実験に取り組む2年生の姿に感心されていました。次回の授業でも静電気について、続けて学習をするそうです。次回の授業も楽しみですね!






2021年11月22日 長嶋 秀二