
今日の午後から、名立中学校体育館で「同和教育講演会」を開催しました。これには、潮陵中学校、谷浜小学校、宝田小学校の皆さんも参加しました。
講師は昨年度に引き続き、徳島県人権エンタメ集団「友輝」リーダー、徳島県同和地区青少年団体連絡協議会「止揚の会」事務局の中倉 茂樹先生です。 中倉先生はご自身が小学生のとき、6年間激しいいじめにあっていました。高校3年生のとき、周囲に支えられて人権集会で部落民宣言を行い、仲間から励まされて「人間って温かいなぁ」と感謝したそうです。
講演では、まず始めに男女差別の現実を、生徒へのインタビューを通しながらお話しになりました。さらに、ご自身が結婚差別事象を体験したこと、奥様と強い意志を持ち続けて結婚されたこと、初孫をご両親に見せに帰省したときに、ご両親の心が変わったことなどを語ってくださいました。
私(校長)が心に残っているのは、 〇 人権学習、同和教育は、皆が幸せになるための勉強 〇 最悪のいじめは「無視」をすること 〇 親にとっての幸せは、子どもが幸せになること という言葉です。中倉先生のご家族のスライドを見て、強く生きることの大切さを学びました。
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