今日の出来事__

10/4 地震・煙体験/平和の担い手養成講座



全校生徒が体験しました/つかまっていないと危険です

 今日の3限に,地震・煙体験を行いました。上越消防署名立分遣所所長様をはじめ,7名の所員の皆様にご来校いただきました。新潟県で1台の起震車が,名立区の総合防災訓練で名立区総合事務所に来るということで,無理をお願いして名立中学校にも寄っていただきました。

 何人かの生徒は,小学校の時に起震車に乗ったことがあるようでしたが,改めて揺れを体験して,「緊急地震速報が出てからの10秒弱で何ができるか」を考えました。東日本大震災,関東大震災,四川大地震などの揺れが再現され,「こんなに激しく揺れたのか」と認識することができました。

 地震はいつどこで起きるか分かりません。自分と周りの人たちの命を守るためにどうすればよいのかを考える機会になりました。



1m先が見えません/お礼の挨拶

 地震体験と並行して,技術室で煙体験を行いました。右の写真のように,いつも使っている技術室の中は真っ白で,出口が分かりません。「まっすぐ進むと出口のはず」と思って歩いて行くと,途中に障害物がありました。やっとの思いで技術室を出たときには,ホッとしました。

 所員の方から,「実際は煙も黒いし有毒で,周りも真っ暗で息ができません。姿勢を低くして,口を覆い素早く逃げることが大事です。」とのお話をいただき,改めて煙の怖さを認識することができました。

 生徒代表3名は感想発表で「貴重な体験をさせていただきありがとうございました。とっさの時にどう行動すればよいかを普段からよく考えて,今後の生活に生かしていきます。」と述べていました。



スライドとプリントもご用意いただきました/お礼の言葉

 5限に,「平和の担い手養成講座」を行いました。講師は,上越市教育委員会からご派遣いただいたM.M様です。

 M先生は初めに「あなたにとって平和とはどんなことですか? 周りの人と話し合いましょう。」と問いかけられました。「戦争がないことです。」と一人の生徒が答えると,「まったくその通りです。」と言われました。
 さらに,M先生の祖父母,父母,ご自身と戦争の時代との関わりについて述べられた後,ウクライナの領土,国家の歴史について語られ,国家が成り立つ3要素を教えてくださいました。
 そして,選挙権,憲法第9条と改正の議論,「平和をどのように守っていくかを考えること」について述べられました。

 難しい内容を名中生に分かりやすく語っていただいたM先生に,心から感謝申し上げます。


2022年10月04日 網谷 清志