今日の出来事__

「笑顔がつなぐ学びの輪 ~保育園訪問レポート~」



園長先生のお話

本日、3年生の家庭科の授業において、名立たちばな保育園を訪問しました。
これまでの授業では、家族や家庭生活について学んできましたが、今回はその中でも「幼児の特徴」に焦点を当てた学習を行いました。学習の一環として、幼児の発達段階や興味関心を踏まえた「おもちゃ」を制作する課題に取り組みました。
制作にあたっては、「どの年齢の幼児に向けて」「どのような目的で遊ばせるのか」を意識しながら、班ごとに協力して工夫を凝らし、心を込めておもちゃを作りました。
そして本日、そのおもちゃを実際に保育園に持参し、園児の皆さんに贈呈させていただきました。



魚釣り班

園児の皆さんは、中学生が作ったおもちゃで楽しそうに遊んでくれました。
その姿を見て、生徒たちは「相手の立場に立って考えること」の大切さを改めて学ぶことができました。
どのようなおもちゃが安全で楽しく、幼児の発達に合っているのかを考える過程は、生徒にとって思考力や想像力を養う貴重な学びとなりました。



紙コップロケット班

また、実際に園児とふれあうことで、言葉だけでは伝わらないコミュニケーションの難しさや、関わりの中で生まれる喜びを体験することができました。
今回の活動を通して、家庭科で学んだ知識を実生活に生かす力や、他者と協力して取り組む力を育むことができたと感じています。


2025年07月10日 山田 圭祐