今日の出来事__

避難訓練と道徳授業



本日、火災発生を想定した避難訓練が行われました。名立分遣所の消防署員の方々にご協力いただき、避難の際の注意点や安全な行動についての指導を受けました。また、実際の火災現場を再現した濃煙体験も実施され、生徒たちは煙の中での避難の難しさや危険性を肌で感じる貴重な機会となりました。



訓練では、生徒一人ひとりが真剣な表情で取り組み、静かに落ち着いて避難する姿が印象的でした。今回の訓練を通して、防災意識を高めるとともに、いざという時に冷静に行動できる力を養うことができました。



3年生は道徳の授業で「カーテンの向こう」という資料をもとに、「誇りをもって生きる」ことについて考えました。物語の中で、登場人物ヤコブは病室の仲間の気持ちを軽くするために、カーテンの向こうに広がる景色を語り続けます。たとえそれが事実でなくても、誰かのために心を尽くす姿に、生徒たちは「自分ならどうするか」と考えていました。自分らしく、他者を思いやりながら生きることの尊さを学ぶ時間となりました。


2025年10月29日 山田 圭祐