今日の出来事__
道徳の授業公開を実施しました。名立中学校は、新潟県中学校教育研究会(中教研)の道徳授業公開校に指定されています。本年度はその第1年次にあたり、これまで数回にわたって協議会を開催し、研究を進めてきました。そして本日、第1年次の授業公開を実施しました。
今回の授業題材は「国境なき医師団・貫戸朋子」でした。日本で初めて国境なき医師団に参加した貫戸朋子さんの体験をもとに、「医師として迫られた選択」について話し合いを行いました。非常にシリアスな内容であったため、生徒たちは真剣に話を聞き、「自分が貫戸さんならどうするか」という視点で深く考えていました。ある生徒は、「命と真剣に向き合っている人がいるからこそ、より多くの人が健康に元気で過ごせているのだと思いました。」と感想を書いていました。
授業後には、研究推進委員会のメンバーによる振り返りと反省を行い、来年度の研究にどうつなげていくかについて話し合いました。今年度の研究主題は「対話を通して、自分の考えを深め、より良い生き方を追求する生徒の育成」です。来年度の実践に向けて、研究推進委員を中心に、学校全体でより良い道徳の授業づくりに取り組んでいきたいと考えています。